秋の調査で撮った写真から、その一端をご紹介します。
まず、この写真。
車を走らせていると目の端に何かが・・。思わず二度見してしまいましたが、車を止めてみると、菜の花畑(とおばあちゃんに教えて貰いました)にイノシシ!
双眼鏡で覗いてみると、ウリ模様が消えたばかりほどの子供が3頭。
よくよくみると、菜の花の隙間にびっしり生えているメヒシバを食べているようです。しかも、子供たちはしっぽをプリプリ振っています。島根の井上雅央さんから、イノシシが尾を振るのはリラックスしている証拠と教わりました。母親を探してみると、彼女は針葉樹の下からさほど離れず、尾をピンと立てて警戒モードになっていました。流石に母は警戒するかと思いましたが、彼女の子供たちが子育てをすると思われる来年には、母になっても尾をプリプリしながら草を食むイノシシとなっているかもしれません・・・。
そこへ夕方のお散歩をしているおばあちゃん2人がやってきました。
イノシシ達は、人が50mほどまで近づくと、ようやくもの凄い速さで笹薮のなかに逃げ込みました。私はそれから暫くおばあちゃんとお喋りしましたが、どうもイノシシがいたことに気が付いていなかったようです。
この後もイノシシ親子は、人影がなくなるとすぐさま畑に出てきて採食を繰り返しました。佐野市内の集落は、イノシシにとって、車なんてへっちゃらで、人間もたいして怖くない、安心して餌が食べられる場所になっているようです。
もう1枚、写真をご紹介します。
こちらも佐野市内で植生・痕跡調査中に撮ったものです。
離れザルと思われる逞しいオスザル(たぶん)が川縁でひなたぼっこしていました。私たちは対岸にいたので、大声を出すとしぶしぶという感じでノロノロと逃げていきました。集落は、イノシシだけではなく、他の動物にとっても居心地のよい場所になっているようです。
また、先日、桑原さんの聞き取り調査に見習いとして連れていって貰いました。私達が調査地として考えている戸奈良と山(とゴルフ場)を越えた東隣にある三好集落では、最近、シカやらサルの被害も出始めているそうです。イノシシだけでなく、サル・シカ・クマなど複合被害に対応できる対策を今から考えていく必要があると実感しました。試行錯誤をしながら、少しずつ前進できたらと思います!
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冬季も糞などの痕跡調査を定期的に行っていきます。夏に植生調査をした場所を中心に歩いてみようと考えています。それをもとに来年度は、ルートを決めて踏査しようと思います。
(さいとう)
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